心と暮らしに癒しをand new you

なんとなく感じる違和感。新しいあなたへの一歩は、それを取り除くこと。

親の家より、自分の家

近頃、高齢となった親の家の片付けが気がかりな方も多いと思います。親が先に亡くなった後、残された物の整理や処分にどれだけのお金がかかるのか、どのように整理していいものか、などを考えると、何かと不安になる人も多いことでしょう。

そんな中ではありますが、私は親の家を片付けることはしなくていいと思っています。理由はいくつかあります。

一つの大きな理由は親がかなり抵抗を示すことが多いことです。親は捨てたくなし、今の暮らしで穏やかに暮らしていきたいと思っているのです。子供の側からすれば、もし転んで怪我などしたら大変だと心配もあるでしょう。確かにその通りです。ですので、生活に支障のないくらいの整理で十分だと思うのです。親の機嫌を損ねて、親との関係を拗らせてまでする必要はあるのでしょうか。

そもそも、そこに至るまでには時間があったはずなのだけれど、なんとなく放置していたとは思いませんか?今となって慌てて親を急き立てたところで、親は迷惑としか思わないかもしれません。親のためと言いつつも、つまりは自分のためであることはなんとなく親にも伝わってしまっていることでしょう。それもまた親を不機嫌にさせる理由となっているかもしれません。

それよりも、今すべきことはあなたの家を整えることです。高齢の親を持つ子供であるあなたもすでに50代、60代でしょう。それは決して若いとは言えない年齢です。あっという間に年を取り、気づいた時には片付けが面倒になっているものです。やりたいけど気力も体力も湧かないから放置してしまう。親がそう感じていたであろうことをあなたも感じるようになるのです。そのツケをまた子供達に押し付けることになっては大変ですよ。

自分の部屋を片付けるメリットとして、親のお手本にもなりうる、ということもお伝えしたいと思います。多くの人が子育てが大変な時期を経て今があります。片付ける時間もなかったことでしょう。意外と部屋はもので溢れているものです。それをスッキリ片付けたなら、是非あなたの親御さんや配偶者の親御さんを家に招待しましょう。美しく整えられた部屋を見たなら、きっと自分達の家を片付けることに心が動かされるかもしれませんよ。無理やり片付けるよりもよっぽど効果的です。

親の家より自分の家。まずはそこに取り組んでみましょう。きっと状況は好転するはずです。