物が手放せないのは、自分が抱えている不安のせい?
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ちょっと不安定なお天気が続いていますね。今日の仙台はまたまた雨模様です。
そんな朝でも、雨が嫌いじゃない私ははりきって掃除をし、とってもすっきりした気分で、アイスコーヒーを飲みながらブログを書いています。そして、今朝も風鈴の音が心地よく爽やかな気分にさせてくれています。
さてさて。『物を手放す基準』について今日も書いていこうかなと思います。
よくこう言われます。物を手放せない理由の一つに「未来、将来への不安」があると。
誰しもが不安の中で生きていて、不安が全くない人はいません。特にまだどうなるかわからない未来への不安というはあって当然ですよね。人はわからないものに対してとても不安を感じるものだそうです。未来もそうですよね。どうなるかは誰にもわかりません。とてもしっかり者の人は「ちゃんと備えているから何かあっても大丈夫!」と思うかもしれませんが、あくまでも歴史的な経験上の想定の範囲での備えだと思うのです。全く想定外のことには中々対応できないものです。自然災害もそうだしコロナだってそう。今起きていることは、想定をどんどん超えてくることばかりです。
「未来は不確実でほとんど想定できないもの」、だから「備えなくていい」ということではなく「備えすぎない」ということが大事だと思うんです。
片付けの話に戻ってお話ししますね。
物を溜め込む人というのは、比較的多くの人がとても不安を抱えている人です。不安だから、「いざという時のために」という意識が働いて物を溜め込んでしまう傾向があります。でも自分が不安を抱えているということに気がついていない人も多いでしょう。不安を抱えている人というよりも、ちゃんと備えているしっかり者、くらいの意識かもしません。
でも、その備えも時にはあだにもなるものです。不安は不安を呼びますから、物を溜め込み始めたらもうスパイラルです。行く着く先は大量に物が溢れた家。それを俯瞰することは、自分自身では難しくなるので、物の多さや不安を抱えていることを誰かに指摘されて気がつきます。指摘してくれる人がいればいいのですが…。
物が手放せない、つい物を溜め込んでしまうことに悩みを抱えている人は、片付け方や手放し方を学ぶ一方で、そうした「自分自身が抱えている不安がどこにあるのか」を知ることもとても大事です。むしろそれが物を手放すことができるきっかけになるかもしれません。
片付けとは、物理的な作業の側面と精神的に安定しているとか片付けに向かうポジティブな気持ちがあるとか、そういった側面の両方のバランスが取れているとスムーズに進みます。
すでにたくさんのエコバックを持っているのに、エコバックが付いてくるからといってそんなに欲しくもない雑誌や、日用品を買うのはやめましょう。その日用品はいつか使うかもしれませんが、そのストックのために家が物で溢れていることを、買い物の際は是非思い出してください。そうした日々の行動が物で溢れた家から解放される一歩になりますよ。
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